あれれ

困った。非常に困った。

小生はいつも自転車に乗っている時に、この日記の内容を考えているのだけれど、今日は全くと言ってもいいほど、その内容が思いつかないのである。小生、あまりの自らの発想力のなさと記憶力のなさと日常の平坦さに軽く絶望である。

そもそも小生は余りにも才能が欠如している、なんて言うとただの自虐の不幸自慢のように聞こえるかも知れないが、案外事実なのが現実的に落ち込むものである。創作物の主人公なんかはちょうど平凡な頭脳と平凡な運動能力だったりするが、小生はなんと平凡ですらない。平坦なくせに、平凡より劣るというのだ。小生しょんぼり。

そうだそうだ、今日は紙屋さんというなかなか稀有な店を訪ねた。小生は学校に通っていて、文芸部に属しているのだが、その文芸部で制作している部内の冊子の表紙の紙が足りなくなったので、本日はそのため紙屋に訪ねたというわけである。紙屋なんていうのは小生当然ながら初めてであったが、棚に細かく区切りがあり、その中に色や種類別の様々な紙が収納されているのである。インクと新しい紙の香りは如何とも落ち着くものである。ちなみに店のお客さん向けの業務用の店で買った紙用の、巨大な裁断機があったのだが、それをガッチャガッチャと上下に動かして遊んでいたのは言うまでもない。そして店員さんに怒られたのもまた、言うまでもない。