ついぞ

ついぞ先日、小生の試験期間が終わった。正味、先週の金曜日の時点で、小生にとってはすでに試験は終わっていたのだが、何はともあれ、ついぞ最後まで1日もサボタージュすることなく走り抜けることができたのである。この時期からして、今回は現学年最後のテストでおるからして、解放感がこれまでの比ではない。

それに加えて本日、我が学校では卒業式が執り行われた。小生は出席する必要がないので本日学校はお休みさせていただいているが、敬愛する先輩方々は今頃何をしているだろうか。部活とも縁が薄い小生であるからして、先輩方とはそう縁があったわけではないが、高校入学当時は、あの先生の出す宿題はあーだこーだ購買のパンの売れる早さはあーだこーだと、学校生活において3年間間違いなく活用できるような知識を享受したものである。

以前、と言ってもずっと前の話だが、小学校を小生が卒業した時、なぜ卒業おめでとうと言われるかについて、なんとも疑問に思ったものである。卒業のためにたいした努力をしたわけではなく、勤勉な態度でいたわけではなかった。なぜ「おめでとう」などと言われるのか。適当に6年過ごしていたら、その時期が訪れ、卒業と相成っただけだというのに。義務教育に卒業おめでとうは、やはりおかしいと、今も思わざるをえない。

だが今回は少しばかり事情が違う。卒業にはある程度の単位を必要とする。進学するも就職をするも、彼らの道はそれぞれ違ってはいるものの、やはり各々には各々の努力があったのだろうと思う。