雨の日

f:id:hitofumi1228:20160118173144j:plain今日は雨であった。

関東の都市などは今年初の積雪とかで随分と盛り上がりを見せているというのに、那古野という街はやはりなんとも中途半端である(説明すると、那古野という日本三大都市の一つの都市は、何かと半端な扱いと状況を強いられていることが多いのである。長い年月住んでいるから言えることではあるが、ライブは福岡や仙台なぞに行くというのに、那古野にはなかなか来なかったり、かと思えば台風は毎回三重県辺りでピタリと止まるし、もはや不自然に不公平なほどである。料理は美味しい)。

おかげで今日は電車での登下校と相成った。

最近の那古野での雨は、大抵午後には止んでいるのだが、小生はそれを利用し降るたびにあることをしている。

下校の途中、学校からほど近いところに大きい川が流れているのだが、小生が駅へと徒歩で向かう際、いつも通る道にその川はある。その川には川に沿られた小さな公園があるのだが、その公園でのことである。

実はその公園、少し川に突き出しているのだ。もともとは展望を眺めるための何かなのか判らないのだが、とにかく随分と大きいな出っ張りが存在しているのである。

当然人通りは少なく、今日も小生一人であった。それで、何かをすると言えば、小生、雨が降る日は毎回そこの出っ張りの真ん中に立ったと思えば大きく息を吸い、思い切り歌を歌うのだ。傍目から見ればこんなに恥ずかしい姿はないが、出っ張りの先から歩道まではそこそこの距離が開いているし、そもそも先述の通り人影が滅多にない。

今日は軽くアニメ「化物語」のエンディングテーマである「君の知らない物語」などを気持ちよく歌ってきた。小生大変満足。

雨の憂鬱な気分を打ち消す対策として始めたことだが、思いの外楽しみにしていたりしている。

歌い始めた瞬間にカモメが蜘蛛の子を散らすように逃げ消え去り、歌いきった瞬間カラスに「アホー」と言われたことは口が裂けても言えない。

ちなみに写真も帰宅途中のものである。